今日は3月11日。東北大震災から14年が経ちましたね。早いものです。 私は直接、震災の被害にはあってないにもかかわらず、あれだけショッキングな感覚を覚えたので、実際に被災した人は、耐えがたい苦しみを受けたと思います。 今なおPTSDで苦しんでいる人もいることでしょう。...
ある雑誌に、 ゾルピデムという睡眠薬飲むと認知症のリスクが高まる という記事が出ていたとネットで話題になってました。 睡眠薬の件をお話ししたことがあるのですが、 睡眠薬を飲む人は、全く飲まないで寝られる人に比べて認知症のリスクが高まるというのは残念ながら事実です。...
アンガーマネジメントを上手に行うために必要なこと。 それは、なぜ怒りの感情が出るのか。 その原因を自分自身の中で常に把握していくことが大事です。 怒りとは、二次的な感情であり、その怒りの奥には、恐れ・悲しみ・不満・葛藤・不満足・支配欲求などの一次的な感情や欲求が隠れています。...
精神科医としていると、患者さんたちが怒りのコントロールができないという悩みを私にしてくることがあります。 怒りの感情が湧く際には扁桃体が興奮するのですが、その怒りを表出して良いかなどの善悪を判断するのが前頭葉になります。...
私には、メンタルをやられて退職し、ある就労支援事業所に通所している知人がいます。その人が、私にこんなことを愚痴ってきました。...
note(有料版)にて書いている、『臨床心理士試験合格テキスト』❷が出来上がりました。 もともと、テキストを起承転結の4部作にしようと思っていたのですが、残念ながら、量が多すぎて4回では入りきらず、数字でテキストナンバーを表すことにしました。 テキストを買ってくださる方がいらっしゃって、モチベーションが上がりますね。...
「精神科訪問看護スタッフのためのスキルアップセミナー」と題して、講義を行ってきました。 精神の要素を12に分け、それを木に例えてとらえていくことで、様々なことに応用ができることを説明してきました。 心理検査とも絡めることで、より理解してもらえたのではないかと思っています。...
では、どのような精神科が生き残っていけるのでしょうか。 Chat GPTなど人工知能(AI)は、診断と治療に対して最適解を与えてくれ、標準的な精神科医療を提供してくれることでしょう。...
今、巷では、ChatGPTを始めとする人工知能が話題になっています。 人工知能は、いろんなデータを集約して、その人が求めている最適解を自動で回答してきます。 そのうち、更に人工知能が発達してくれば、カウンセリングや精神科医療でもきっと活用されるようになってきます。...
「幸せの種」カンパニー付属催眠心理研究所の西村由多加です。 この名前は当て字で、精神科医としては当然、本名で活動しています。 精神科医としての立場は、可能な限りエビデンスをベースとした精神科診療を心がけており、宣伝していない催眠以外は普通なクリニックの町医者です。...