ここで、臨床心理士や公認心理師は、人工知能（AI）に取って代わられるのかを考えてみましょう。
まず心理士業務として、心理査定があります。
心理査定は、AIができそうでできない分野です。
というのも、心理検査を実施しているときに、その人の雰囲気・態度・発言内容・意思決定の方法・努力のやり方・問題に対するどのような方略を用いているのか…
など、その被験者の個別性がとても出てくる分野です。
そういう千差万別のいろんな要素まで、AIがチェックはおそらくできないはずなので、心理査定は、人がやらないといけないものになります。
また、カウンセリングも扱うのは言葉だけではありません。
カウンセラーの雰囲気、表情、態度などノンバーバルなものがクライエントに与える影響と言うのも多いにあり、AIでは人は満足できないでしょう。
ということで、心理士（師）業務は、AIには今のとこも難しいので、取って変わられることがないでしょう。(☺️)